英雄伝説 界の軌跡 プレイ後感想

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作品名英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-
ジャンルストーリーRPG
対応機種PlayStation4,PlayStation5
メーカーNihon Falcom
発 売 日2024年9月26日
音 声ヴァン・アークライド(小野大輔)、アニエス・クローデル(伊藤美来)、フェリ・アルファイド(小倉唯)、アーロン・ウェイ(内田雄馬)、リゼット・トワイニング(石川由依)、カトル・サリシオン(田村睦心)、ジュディス・ランスター(日笠陽子)、ベルガルド・ゼーマン(大塚明夫)、エレイン・オークレール(斎藤千和)、ヨルダ(古賀葵)、レン・ブライト(悠木碧)、シズナ・レム・ミスルギ(内田真礼)、リィン・シュバルツァー(内山昂輝)、アルティナ・オライオン(水瀬いのり)、クロウ・アームブラスト(櫻井孝宏)、フィー・クラウゼル(金元寿子)、トワ・ハーシェル(野中藍)、ケビン・グラハム(興津和幸)、ルーファス・アルバレア(平川大輔)、スウィン・アーベル(梶原岳人)、ナーディア・レイン(石見舞菜香)、ラピス・ローゼンベルク(和氣あず未)、ジン・ヴァセック(稲田徹)、リーシャ・マオ(佐藤利奈)、セリス・オルテシア(ファイルーズあい)、リオン・バルタザール(斉藤壮馬) *グリムガルテン参戦メンバーのみ紹介


【良かったところ】

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・ピクニック隊が揃って登場
・「創の軌跡」以降のリィン、アルティナ、クロウを知ることができた

【残念に感じたところ】

https://g.ma-yura.com/wp-content/uploads/2024/06/oh-300x300.png

・「閃の軌跡III」のような終わり方
・全くオフレコになってない「オフレコ」という言葉の乱用
・「界の軌跡」から始めるのはお薦めできない作品
・利用キャラが多すぎる
・コネクトイベントに重要な内容を含めている
・何も終わってない
・ED後の世界をちらりとでも見せてほしかった
・フルボイスでなくても構わないけれどメインキャラがボイスなしでサブキャラボイスありは違和感しかない

【感想】

先ず最初に、本当は【良かったところ】に入れたかったけれど弊害もあるのでこちらに。
ハイスピードモードは非常に便利です。便利なんだけど口パクまでハイスピードにしてほしくなかったです。
これ、開発者の皆さんは違和感を感じなかったんでしょうか。音声は通常速度なんですよ。口パクさせるならそれに合わせてくださいよ。
語ってくれるのだから地文なんて見ていません。顔を見ていれば否応なく口ぱくが目に入ります。気持ち悪くて結局通常モード利用で進めました。

全体感想としては、非常に鈍足ではあるがストーリーは進んでいる、ですね。
全ての謎の9割がこれで判明する、という口コミでしたが、軌跡シリーズではなくカルバード編のが正しいんでしょうか。

私が理解できた事は保険だけ。
全てが保険。どこでも保険。「閃」に引き続き、ここでも「保険」が大活躍。
これだけです(苦笑)
何も完全には明らかになっていません。…………となると、カルバード編についても9割が判明した、とは言えないですね。

これから遊ぶことを考えている方は「界の軌跡」が軌跡シリーズ初プレイは非推奨です
このゲームは「ストーリーRPG」というジャンルが語っているとおりストーリー重視です
回想も多いし、それらを知っている前提で進んで行きます。
私は「空の軌跡」から遊んでいますが、「黎の軌跡II」はスウィンたちがアラミスへ通うところ迄で、以降は遊んでいません(事情は以前書いているので割愛します)。ただしED近くからの流れは動画で見ています。
「黎II」から続く作品なので、所々理解できない状況でした。
従いまして、「界」からプレイの場合は「全然わけわかりませんけどー?」な状態で面白味なんて皆無な可能性もあります。
戦闘だけやりたいのなら構わないかもしれませんが、そこを楽しむゲームはいくらでもあるので、敢えて「界」を選ぶ必要はないでしょう。

ここから下はネタバレありになりますので、それでも構わない場合のみ開いてください。開閉が効かない場合もあるため空欄をとっています。
ネタバレOKで構わなければ開いてください

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個人的に、ゼムリア大陸は「SO(スターオーシャン)3」を次第に彷彿させてきているように感じています。
「SO3」は星々を旅していたしスケールが壮大だったので、当時は世界設定を知り驚かされました。
その後、ゲームだけではなく小説や漫画などでも類似設定作品に遭遇していますが、こんなに長く続いている作品の結末が同様であってほしくないです。
悪いことに、コンシューマではありませんが、同じくここでプレイ日記を入れている「原神」が同じような世界観が見え隠れしだしています。

周回するつもりはないため、わからないことを箇条書きにしました。
・結局メアはナニモノ? MKが開発したホロウ、というだけではないハズ
・最終盤ユメの目がメアに乗っ取られているような状況になっている理由は?
・リゼットは50年後の世界の存在=1209年以降も存在した世界線がある?
・リゼットの件から「巻き戻る」のではなく、多くの「平衡世界」が存在する世界観?
・ハミルトン博士は1209年で全てが終わることを知っている?(1210年以降の水を利用している)
・ゲネシスの模造作はハミルトン博士が創り上げている?
・ルネが変身できる理由(ハミルトン博士の協力者でOKなのか)
・ヴァンが変身できる理由(ゲネシスがなくても変身可能)
・ニナはどこからやって来たのか(ゼムリア以外の原語を話す)
・ケビンルートの面々はハミルトン博士共々何年後の世界に存在するのか、1209年以降が存在しないのならばやはり平衡世界へ移動している?
・ケビンが見つけた遺物は自分が存在する世界線で手に入れたものではない?(1209年以降の世界であるならば、この世界線ではない筈)
・老師の話から「鋼」以降はこの流れ(刻の至宝を破壊しようとする)に何度も何度も突入して終わっている?

以上から、老師を含めどのくらいかが平衡世界間を移動して世界を眺めている可能性もあるのかな、とか思ったりもしています。
もしも巻き戻っているだけだとするならば、1209年以降が存在しない筈なので。
1259年が存在する世界線があるのならば、それはアニエスがゲネシスを利用したEDの世界ではないですよね?
そういう物語もたくさんあります
巻き戻っているのだとしたら、未来の自分の行動を、その時点で把握できない、筈、なんですが。
私が一番好きなのは「閃の軌跡」シリーズなんですが、「閃」シリーズでは既視感をおぼえるシーンが何度かありました。
しかもそれは、ゲーム内では「存在しなかった」事象だったため、不思議に感じたんですが、割愛されているだけなんだろう、と、その時は考えましたが。

巻き戻しで一番有り得るのは、アニエス自身も巻き戻した時点に存在していて、巻き戻したアニエス以外は誰もそれを識らない状況。
でもEDのイラストからは、事務所の扉を開くと目前に存在した筈のアニエスが消えて終わります。

巻き戻るのか、それとも、平衡世界なのか。一つの世界が終わると、全てが別の世界と融合する、とか。そういうのもありますよね。
刻の至宝は「グランドリセット発動」
それに合わせてアニエスは「グランドリセット再構築」と言っている。
刻の至宝は「七曜歴0年「大崩壊」直後へ時空間回帰」
それが開始したようなところへ
アニエスは「ゼムリア時空一時保存、限定回帰を実行」と告げる。
ゲネシスを利用した「限定回帰」がどんなものかは判らないけれど、その後の映像から時間が巻き戻って行くのがわかります。
一時的に「刻の至宝」の力を抑えて過去何年かに戻した、ということでしょうか。
アニエスの母も祖母も若くして亡くなっている。
大統領の台詞から死亡理由はゲネシスが関わっているような気がします。

いずれにしても、次の作品が、ヴァンルートファイナル=カルバード編の最終章と信じて待つことにします。

あ、戦闘メンバーは常時メンバーだけに止めてほしいです。
ある部分でのみ参戦メンバーが増えるのは構わないんですが、そういうキャラは育成対象にしてほしくはありません。
今回で言えば「グリムガルテン」で利用出来るようにはしてほしくありません。
その点で、ケビン、リィンルートは良かったんですが(メインメンバー以外は利用しませんでした)、ヴァンルートは入れ替わりが激しすぎる。部分的にキャラ固定になることもあり面倒この上ないです。
ルート固定であれば、別ルートへ移動した時、現在プレイ中のルート以外のキャラの装備は全て自動で外してほしかったです。
なんとかやりくりはしていましたが、結局1周では全ての自作料理を作ることはできませんでした。
それと一つ疑問なのは、自作料理はいくら作成しても、食べても、イラストは表示されないんでしょうか?
広くとられている部分にイラストが入ると考えて、一番作りやすいものをかなり作成して食べたんですが無理でした。

ゲーム自体に対して言いたいことはこのくらいかな。
ここまで付き合っているので最終的にどうなるのかは知りたいですが、共和国編の終わり方次第では、そこまでにするかもしれません。

最後に。
Amazonでは二度とゲームは買わないと決めました。
9月26日到着で予約購入しましたが特典を結局貰えていません。
コードを記したメールが届かず問い合わせもしました。10月2日に順次処理している旨のメールを貰ったものの、届いていません。
何度も問い合わせた後、たらいまわしにされて面倒になったので以降こちらから問い合わせていません。ストレスでしかなかったです。

【追記】10月26日一ヶ月遅れで特典メールが定型文としか思えない内容で送られてきました。

商品の出荷が確認されましたので『DLC【剣聖リィン・シュバルツァー専用教官服】』をご連絡します。
上記クーポン番号に記載のダウンロードコードをご確認ください。

↑これって本来9月26日に送るメールそのままですよね。再プレイするつもりはありませんが、DLはしておきました。

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